虎ノ門ヒルズのご近所に愛宕神社があることに気づき、愛宕神社にお参りに行くことにしました。
愛宕神社の大鳥居から先は、出世の石段と呼ばれる急な石の階段があります。
愛宕神社の出世の階段
大きくて立派な鳥居です。
鳥居の先は、神様の御住まいの神域になりますので、鳥居の隅で一礼して入ります。
真ん中は神様の通り道といわれています。真ん中を堂々と歩くのは失礼なのでやめましょう。
私は神域の境内に入ったら、新しい自分になった気持ちでお参りしています。
出世の石段を昇る
何段あるんだろう。。
目の前にそびえ立つ立派な出世の石段、今の私にまさに必要な階段です(o^^o)
数えながら昇りました。
数え間違えてなければ、83段。
出世の階段を昇りきり振り返った風景
昇りきって振り返ると、、、
おおーっ!!高い!!怖い!!
ひとつひとつの石段が、私の24.5cmのスニーカーがしっかりのせられるほど奥行きがないので、ちょっと怖かった。
高所恐怖症の人はもっと怖いかも。でも手摺りに摑まれば大丈夫な人は是非挑戦してみてくださいね。
ダンボーも一緒です!(^^)
ちょっと心臓バクバクです。日頃の運動不足を再確認しました!(^_^;)
出世の階段を昇るのがどうしても無理な方は、大鳥居を正面にして右側に「女坂」があるので、そちらからも境内に入れます。
車椅子の方は、エレベーターもあるらしいですが、見てこなかったのでどこにあるのかわかりません。
階段を昇り切るとそこにも鳥居があります。
左手に、手水舎があります。
ところで、手水舎をどう読んでます?
調べたら、ちょうずや・ちょうずしゃ・てみずや・てみずしゃなど、たくさんの読み方があるようです。私は「てみずや」と読んでます。
神社でよくお馴染みの龍の口から水が出ていました。
感動したのはお水の底に、緑のモミジの葉が沈めてありとても涼しげでした。
愛宕神社のお心遣いがうれしいなと思いました。参拝客にたいする「おもてなし」ですよね。
愛宕神社の御朱印
お参りをして右手の方にすすむと社務所があり、そこで御朱印をいただけます。
いただきました!愛宕神社の御朱印です。
愛宕神社、私は生れて初めてでした。
御朱印をいただいて社務所の裏側にまわると、小さな池がありました。
ダンボーも涼しげです。
でも本当はすごく暑い日でした。(笑)
池の縁によると、エサをくれる人と思うのか、鯉がたくさんよってきます。
「エサくれー!」って言ってるのかな。
ここは蚊がいるので、刺されたくない人は虫よけスプレーを持参した方がいいみたい。
私はなぜか刺されなかったけど、周りで「刺された!痒い」といってる声が聞こえました。
愛宕神社にまつわるあれこれ
愛宕神社の愛宕山は標高25.7メートル。23区で一番高い山なのです。
出世の石段を馬にまたがって上り下りに成功した人は、過去に何人かいるそうです。
石段を目の前にした人ならきっと、本当にあんな急な階段を馬が駆け上がれるのかしら、、と思うと思います。
でもいるんですよね。
明治15年 石川清馬
大正14年 岩木利夫
昭和57年 渡辺隆馬
それから、噂話しなのか本当の話しなのかわかりませんが、東京生まれ東京育ちの父が話してました。
戦後、アメリカ兵がジープに乗って出世の石段を駆け上がったことを聞いたことがあるとかないとか。。本当だったら、すごいお話し!
帰りはゆるやか「女坂」
帰りはゆるやかな階段の女坂から帰りました。
「男坂」と比べたら確かにゆるやかな階段ですけど、「女坂」も結構急な石段でした。
下から見上げた女坂の石段。
虎ノ門周辺に行かれた際は、ぜひ愛宕神社にお参りしてみてくださいね。
出世すること間違いなしです!(^^)