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ペルーを代表する国立人類学考古学歴史学博物館を見学

南米ペルー カメラ散歩

ペルー最大級の国立人類学考古学歴史学博物館

ここの博物館はペルー最大というので、午前中出かけました。

入り口・・・本当はすごい素敵なのに、写真を撮り忘れました・・・(・・;)

それはさておき、この博物館の建物は中庭を囲むコロニアル建築で、その周りをぐるりと囲む各部屋が展示室になっていました。

回廊の壁はモザイクタイルが貼ってあり、歴史を感じさせられる素敵なものでした。

遥か昔、この回廊を歩く女性も、いま私が触っているこのタイルを同じように触っていたかもしれない。

そう思うと歴史好きな私は、ワクワクするのでした。

インカ時代の前の、プレ・インカ時代の展示品が中心になり、特にナスカ文化、パチャカマ文化の解説は出土品の図解などで詳しく解説してくれているので、スペイン語がわからない私でも、けっこう楽しめました。

その場でガイドを頼むこともできますが、英語とスペイン語のガイドです。

語学が達者な方は、頼むといいですよ。(*^^*)

この写真はほんの一部の出土品です。

レプリカもあるようですが、ホンモノもある。

どれがどうだかわからないけど、遥か昔のプレ・インカ時代(500年から1500年頃まで)の土器ですが、すごくデザイン性に富んでいて、カワイイのもいっぱいあって、欲しいな~と思うものも数々ありました。

動物を模した瓶のようなものがたくさんありました。

これはお酒を入れるのでしょうかね。。。

コトシュ遺跡「交差した手の神殿」壁面レリーフ

これは、ミト期(紀元前2500-1800年)の「交差した手」。さらに大昔の出土品です。

もともと「男の手」「女の手」があったようですが、「男の手」は発掘時に住民らも一目見たいと掘り返すうちに崩壊してしまったのだとか。

そんなことがあり「女の手」の発掘時には細心の注意を払うようペルー政府も慎重になったそうです。

というわけで、この写真は「女の手」の現物です!

このレリーフに込められた意味はわからないが、他の遺跡でも同じよな交差した手の彫刻が見られたそうですが、上腕部で切断されていることから、人身供犠に関連してるのでは・・・という見方もある。

生贄・・・ですよね。

太陽の神への捧げものでしょうか・・・。

続きます・・・。

スペイン軍がインカ帝国を滅ぼし持ち出したであろう、黄金の財宝のレプリカです。

リャマや、ペルーの民族楽器サンポーニャもあります!

スペインからの船は、カリブ海を渡り南米大陸に上陸し、ペルーを目指したのですね。

ペルーは黄金の国として、目をつけられてしまったのでしょう。

インカ帝国を滅ぼしたスペイン軍は、各地にアルマス広場をつくり、スペイン様式の建物をたくさん造って行きました。

キリスト教へと改宗させられ、今、ほとんどのペルー人はクリスチャンです。

銀製品の数々・・・

日傘やアクセサリー。後ろにあるのは香水瓶でしょうか。

スペイン統治時代の貴族の持ち物とドレスも展示されていて、大変興味深く見学できました。

他のたくさんの展示物もじっくり見ていると、あっという間に時間が経ってしまうので、国立人類学考古学歴史学博物館へ行く人は、時間に余裕をもって行かれたらいいと思います。

リマに行く人は、必ず寄ってみてください。

ペルーの歴史や考古学に詳しくなれますよ。(*^^*)

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